皇后である雅子さまは、外交官として勤めておられたこともあり、大変英語力が高いことはよく知られていますよね。
英語だけでなく、フランス語やスペイン語などもご堪能で、なんと6ヶ国語を離されるのだとか!
そんな雅子さまの影に隠れてしまっていますが、天皇陛下の英語力もかなり高いと言われているんです。
どうやって高い英語力を身につけられたのかも気になるところですよね。
そこで今回は、天皇陛下が実際に英語でスピーチされた動画をご紹介しながら、陛下の英語力について調べてみたいと思います。

天皇陛下の英語力は?スピーチの様子
早速ですが、天皇陛下が英語でスピーチされている動画を紹介したいと思います。
2021年6月、即位後初めて国連会合でご講演された様子がこちらです。
かなり長い内容をすべて英語でスピーチされていますね。
手元の原稿を読んでいるわけでもなく、カメラ目線で話されているのも印象的です。
一部抜粋してご紹介させていただきます。
We are now , in the midst of the COVID 19 pandemic, and efforts do caunter is fret at be made in every corona of the world.
現在,私たちは新型コロナウイルス感染症の只中にあり,世界のいたるところでこの脅威を克服するための努力が続けられています。
宮内庁のHPでは実際に天皇陛下がスピーチされた英文と日本語訳が掲載させていますので、全文が気になる方はそちらもチェックしてみてくださいね。
詰まることなくスラスラ話されていますので、普段から英語での会話に慣れていらっしゃるのが伺えます。
かなり英語力が高いと言ってよいのではないでしょうか!?
通訳を介さず要人とコミュニケーションも!
続いては、2019年5月にトランプ前米大統領夫妻が来日された時の様子です。
残念ながら音声は入っていませんが、通訳を介さずにやり取りされていますね。
にこやかにお話されながらコミュニケーションを取っておられるので、天皇陛下の英語力がかなり高いことがわかります。
これにはトランプ氏も大変驚き、
陛下は英語が大変お上手ですが、一体どこで勉強されたのでしょうか
と質問されたほどだったんです。
SNSでは「通訳なしでお話される両陛下がかっこいい」と称賛の声が多数上がりました。
また、皇室の変化を感じられたかたも多かったようですね。
これからは海外の方とも通訳を交えずコミュニケーションをとられるお姿が多くみられるかもしれません。
米国の前大統領も驚くほどの英語力を、天皇陛下はいったいどのようにして身につけられたのでしょうか?
天皇陛下の英語力が高い理由は?

将来天皇となるために教育を受けてこられたため、質の高い教育を受けてこられたことは想像に難しくありません。
でもそれだけでは堂々と人前で長時間のスピーチをすることは難しいですよね。
前述のトランプ氏の質問に対しては、
英オックスフォード大学に留学経験があり、そこで知り合ったアメリカ人の友人を訪ねて、ニューヨークなどアメリカ各地を回りました。
とお答えされています。
天皇陛下は、昭和58年から2年間の間イギリスのオックスフォード大学に留学されていました。
もちろんそれだけでなく、皇太子時代から世界各国を公務としてご訪問もされています。
なんと平成の30年間だけでも40か国以上、60回近く世界各国の式典やフォーラムに参加されているんです!
もちろん、ご本人の努力も大きいと思いますが、通訳なしで海外の要人とコミュニケーションを取れるのも納得の経歴ですね。
皇太子時代からの強い意志
旧皇族の竹田氏によると、海外の要人や大使をもてなすために、皇太子時代から強い意志を持って語学の学習に取り組まれていらっしゃったことがわかります。
それにしても、ケント・ギルバートさんのようなネイティブの方からも「発音に訛りが無い」と言われるほど美しい英語を話されているんですね。
正直、私にそこまでの英語力が無いためわかりませんが、天皇陛下はとても上品な英語を話されているようです。
雅子さまから英語のレッスンも

天皇陛下の英語力が高い理由は、ご自身の努力はもちろん、留学経験や海外でご公務の経験とご紹介してきましたが、皇后である雅子さまのサポートも大きいんです。
幼少期から海外で過ごされ、ハーバード大学ご出身である雅子さまは「読み書きも英語の方が表現しやすい」とおっしゃるほど!
天皇陛下も、皇太子時代に雅子さまから「スペシャルレッスン」を受けておられるんです。
2015年の11月に『水と災害に関する国際会議』でスピーチされた際は、事前に雅子さまにイントネーションや話すテンポについて雅子さまからのレクチャーがありました。
側近や関係者も入室禁止のプライベートレッスンであったため、残念ながら詳しいレッスン内容については明かされていません。
宮内庁職員によると、日常的なコミュニケーションについては問題なくても、日本の代表として発言なさるからには「より品格のある英語を」という想いを持たれているとのこと。
そのため、格式の高い言葉選びと美しい発音に定評のある雅子さまにレッスンを受けられたのかもしれませんね。

天皇陛下はフランス語もご堪能!?
天皇陛下は英語だけでなく、フランス語もご堪能なのだとか!?
2018年の9月にパリを訪問された際、フランス語でスピーチされた時の様子がこちらです。
フランス語は知識がない状態で原稿を渡されたところでどうしようもないですから、かなり勉強されたことが伺えますね。
現地の方の言葉で伝えたい、という想いが伝わるのでとても素敵だと思います。
様々な公務がある中、フランス語の勉強もしておられるのですから本当に努力されていることがわかりました。
また、2019年6月にフランスのマクロン大統領が来日された際には、両陛下共に通訳なしでお話されていたんです。
将来天皇になるべく強い意志を持って勉強してこられた結果、このように海外から大統領のような要人や、大使が来られた時にコミュニケーションをとることができるんですね。
天皇陛下の英語力 まとめ
皇太子時代から、将来天皇になって海外の要人や大使を持てなすべく語学に力を入れて学んでこられたため、ネイティブの方からも「上品できれいな発音の英語」と称されるほど天皇陛下の英語力が高いことがわかりました。
英語だけでなく、フランス語もご堪能で、通訳なしでもコミュニケーションが取れるほどなのは驚きです!
通訳を交えずに、にこやかに歓談されているお姿に、新しい皇室のあり方を感じた方も多いようですね。
今後も、天皇皇后両陛下のそういったお姿楽しみにしたいと思います。
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