10月22日午後1時からの即位礼正殿の義。
宮殿の最も格が高い正殿「松の間」で行われ
200近い外国の祝賀使節や国内からの代表、約2500人が参列。
その令和天皇の即位礼正殿の儀にどのような衣装で
望まれたのでしょうか。
年号が変わるこの時にしか見ることの出来ない
この儀式をお伝えしていきましょう。
「御束帯 黄櫨染御袍」で即位礼正殿の儀に望まれた令和天皇
即位礼正殿の儀は宮殿「松の間」で午後1時に始まる。陛下が高御座に昇られた後、侍従が三種の神器のうち剣と璽(じ)(勾玉=まがたま)、国の印章「国璽(こくじ)」、天皇の印「御璽(ぎょじ)」をささげ持ち、高御座内の「案(あん)」と呼ばれる台に安置。
改めて古式装束「黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)」に身をつけ、
玉座「高御座(たかみくら)」で即位を宣明。
【即位礼正殿の儀】
天皇陛下がお言葉を述べ、即位を国内外に宣言されました。 #即位礼正殿の儀 #天皇陛下 #おことば #tbs pic.twitter.com/IVrUx0vl4Y— TBS NEWS (@tbs_news) October 22, 2019
その際の衣装はこちら。
色は黄櫨染という茶色とオレンジ色の間のような色。
冠は天皇のみがかぶることのできる立纓(りゅうえい)。
足元は挿かいと呼ばれるは赤い履物。
少し変わった袴。
平成天皇の即位礼正殿の儀でも同様に御飯になりました。
即位礼正殿の儀に望まれた皇后雅子様の衣装は鮮やかな十二単衣
とってもカラフルで華やかな十二単衣をまとわれて
とっても美しい皇后雅子様。
内側の十二単は赤や濃いめのピンクそして紫から萌葱色へと
十二単衣は重なって華やかなお衣装となっています。
退場される皇后雅子様のお姿。
十二単衣という非常に思い衣装をお召になっているにも関わらず
しっかりと歩まれているお姿が素敵です。
まるで百人一首の絵のようにとっても綺麗です。
令和天皇・玉座「高御座(たかみくら)」で即位を宣明
令和天皇が最も注目される宣明。
上手く映ってるかな?#即位礼正殿の儀 pic.twitter.com/88ODwO7pjB
— もっちゃん☆ (@xx28Z1SGTdjOU1I) October 22, 2019
一言一言ご丁寧にお言葉を述べられる令和天皇陛下の
お姿が印象的です。
令和天皇らしい新たなお言葉を
国民や世界の人々に発信されました。
こち宣明の行われる高御座(たかみくら)。
10月22日の9時から執り行われた
即位の礼当日賢所大前の義に衣装について
ご覧になりたい方はこちら。
[blogcard url=”https://perlman2020.jp/reiwa-oomaenogi-costume/”]
饗宴の儀のメニューについてご覧になりたい方はこちら。
[blogcard url=”https://perlman2020.jp/reiwa-aiennogi-the-party-menu/”]
令和天皇即位礼正殿の儀の衣装の費用はいくら?
行事が行われるたびに様々な衣装をおめしになるので
そのたびに、衣装の費用はどの程度かかっているの?
と気になるところではあります。
今回の天皇陛下の純白の装束や皇后雅子様の純白の十二単衣などの
ここの費用については公表されていません。
かなりの費用がかかっていることは確かですがその費用は
今年度の皇室予算の中に含まれていて
年間の予算の中でやりくりされています。
令和天皇の益々のご活躍に期待
令和天皇の即位礼正殿の儀の衣装についてお伝えしてきました。
年号が変わるこの時にしか見ることの出来ない衣装。
伝統を守りながらも新たな最新技術を取り入れながら進化して執り行われました。
10月22日午後7時20分からは饗宴の儀(第一日目)が
執り行われます。
その様子についてもまた、注目していきましょう。
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