東京オリンピックがいよいよ開幕となりますね!
3大会ぶりに野球競技が実施となり、侍ジャパンの金メダルが期待される中、ライバルチームの韓国代表チームのメンバーにも徐々に注目が集まってきているようです。
オリンピック韓国代表チームの注目の選手の筆頭に挙げられるのがイ・ジョンフ選手だと思います。
イ・ジョンフ選手を知らない人のために、色々と調べてみました!
女性の野球ファンの方にもお楽しみ頂ける内容ですので、ぜひご覧くださいませ!
オリンピック 韓国 イ・ジョンフ(李政厚) 成績

イ・ジョンフ選手は若干22歳の外野手で、韓国プロ野球のネクセンヒーローズでプレーしています。
押しも押されぬ韓国野球界の大スターであり、2017年のデビュー以来、四年連続で打率三割以上を記録しています。
韓国のイチローと称される若き天才打者の年度別打撃成績を御覧ください!
年度 | 試合 | 打席 | 打率 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 備考 |
2016年 | KBO一次ドラフトで指名。ネクセン・ヒーローズに入団 | ||||||
2017年 | 144 | 622 | .324 | 179 | 2 | 47 | KBOの最優秀新人を獲得。アジアプロ野球チャンピオンシップの韓国代表として来日 |
2018年 | 109 | 520 | .355 | 163 | 6 | 57 | ジャカルタパレンバンアジア競技大会野球韓国代表に選出。韓国代表の優勝により兵役免除となる |
2019年 | 140 | 574 | .336 | 193 | 6 | 68 | WBSCプレミア12に韓国代表として出場。オールワールドチーム(ベストナイン)の外野手部門に選出 |
2020年 | 140 | 544 | .333 | 181 | 15 | 101 | 二塁打49本を記録。KBOリーグのシーズン記録を更新 |
2021年 | 79 | 296 | .345 | 102 | 3 | 48 | 東京オリンピック野球韓国代表に選出 |
2017年にルーキーとして韓国プロ野球界にデビューを果たすと、179安打、.324の成績で新人王を獲得。
以降、2020年まで毎年打率3割以上の好成績。
2020年に二塁打49本を記録し、KBOリーグ記録を塗り替えるなど、韓国野球の歴史的名選手です。
広角に打ち分ける打撃センス!
ホームランを打つ長打力も兼ね備える!
鉄壁の守備力!超ファインプレー!
2021年も絶好調でオリンピック代表に選出されています。
オリンピック 韓国 イ・ジョンフ イケメン

韓国の天才打者、イ・ジョンフ選手はそのプレーだけでなく、イケメンとしても有名です。
韓国の多くの女性を虜にしているのは言うまでもないのですが、日本の野球女子の間でも徐々に話題が広がっているのです。
そんなイ・ジョンフ選手は、実は日本の名古屋市で産声を上げた、日本生まれだったのです!
オリンピック 韓国 イ・ジョンフ プロフィール
国籍 | 大韓民国 |
出身地 | 愛知県名古屋市 |
生年月日 | 1998年8月20日(22歳) |
身長・体重 | 185cm 78kg |
投球・打席 | 右投左打 |
ポジション | 外野手 |
プロ入り | 2017年KBO一次ドラフト |
初出場 | 2017年3月31日 |
年俸 | 5億5000万ウォン(2021年) (日本円換算で約5300万円) |
父親であるイ・ジョンボムさんが、中日ドラゴンズに在籍していた当時、愛知県の名古屋市で産声を上げたというわけなのですね。
父親譲りの打撃センスは高校時代(徽文高等学校)から話題となり、高卒でプロ入り。
そして大活躍、韓国野球の代表選手としてすでに定着しています。
父、イ・ジョンボムさんと同じように、日本球界に在籍する日が来るのでしょうか?
日本の野球ファンにとっては楽しみなことですよね!
イ・ジョンフが通った徽文高等学校
イ・ジョンフが生まれた名古屋市
オリンピック 韓国 イ・ジョンフ イケメンと話題に!

2017年、2019年に野球の国際大会で来日したイ・ジョンフ選手。
韓流アイドルが大人気となる日本において、イ・ジョンフのイケメンぶりは日本人の間でも話題となっています。
イ・ジョンフが小泉孝太郎氏に似ているとも話題に!
オリンピック 韓国 イ・ジョンフ 父
日本でも徐々に知名度を上げているオリンピック野球韓国代表のイ・ジョンフ選手。
イ・ジョンフ選手が日本の愛知県名古屋市で生まれた理由は!?なんと!お父さんがあの元中日ドラゴンズの選手、イ・ジョンボムさんだったのです。
と言っても、イ・ジョンボムって誰?そんな人も多いと思います。
ここでは、イ・ジョンフ選手の父、イ・ジョンボムさんをご紹介します。

まずは、イ・ジョンボムさんの中日ドラゴンズ時代の貴重な映像がありますのでみてみましょう!
注:この映像の中で、実況の方が『二塁打を打ったソン・ドンヨル』と言っていますが、正しくは『二塁打を打ったイ・ジョンボム』です。
イ・ジョンフの父イ・ジョンボム(李鍾範) プロフィール
国籍 | 大韓民国 |
出身地 | 全羅南道光州広域市 |
生年月日 | 1970年8月15日(50歳) |
身長・体重 | 178cm 80kg |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 外野手、遊撃手、一塁手、三塁手 |
プロ入り | 1992年 KBO一次ドラフト |
初出場 | KBO 1993年4月10日 NPB 1998年4月3日 |
最終出場 | KBO 2011年10月4日 NPB 2001年4月30日 |
年度別在籍球団
年度 | 在籍球団 |
1993~1997 | ヘテ |
1998~2001.4 | 中日 |
2001.4~2011 | 起亜 |
イ・ジョンフの父 イ・ジョンボムの成績
試合 | 打席 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 打率 | |
KBO 通算16年 | 1706 | 6921 | 1797 | 194 | 730 | 510 | .297 |
中日 4年 | 311 | 1252 | 286 | 27 | 99 | 53 | .261 |
来歴
1993年にヘテタイガースに入団すると、126試合で133安打、73盗塁を記録する大活躍。
翌1994年には196安打、.393、84盗塁でそれぞれタイトルを獲得。84盗塁はKBOの記録更新となった。
1998年、移籍金4億5000万円、年俸8000万円(推定)で中日ドラゴンズへ移籍。
『韓国のイチロー』と呼ばれ期待されたが、日本人投手のレベルの高さから、安打、盗塁ともに期待以下の成績となる。
また、遊撃手として67試合で12失策を記録し、外野手に転向。
2001年に選手起用を不服として中日を退団しヘテタイガースを買収した起亜タイガースに復帰。
起亜タイガースに復帰後は、2004年に7年ぶり4回目の盗塁王に輝くなど、本来の活躍を披露。

2006年には、初開催となったWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)において、WBC韓国代表に選出されて主将を務める。
韓国代表は同大会でベスト4の好成績となり、イ・ジョンボムは同大会の外野手部門のベストナインになった。
現役引退後は指導者、野球解説者として活躍。

オリンピック 韓国 イ・ジョンフ まとめ
東京オリンピックでの活躍が期待されるイ・ジョンフ選手。
イ・ジョンフ選手は、東京オリンピックに対して並々ならぬ意欲を持っているようです。
「“韓日戦”ではいつも悔しさばかりを味わってきた。でも、短期決戦はどうなるかわからない。東京五輪は日本のホームで行われるが、それだけにむしろ日本のほうがプレッシャーを感じているのかもしれない。客観的な戦力では僕たちのほうが劣るかもしれないが、今回こそは日本に勝ちたい」
「野球をしている後輩や子供たちに、僕が経験したようなプレゼントを贈りたい。今回のオリンピックで僕たちが頑張れば、韓国の野球人気も盛り上がる。オリンピックが野球人気を盛り上げるきっかけになれるよう頑張りたい」
https://news.yahoo.co.jp/byline/shinmukoeng/20210622-00243682/
近年では韓国野球界で大活躍した選手がNPB球団に移籍するケースが多くなっており、イ・ジョンフ選手はそういった意味でも大注目の選手であると思われます。
日本生まれであり、父、イ・ジョンボムさんはかつての中日ドラゴンズの選手でもあったわけです。
また、父、イ・ジョンボムさんが中日ドラゴンズで期待通りの活躍ができずに無念の退団となったことをとても残念に思っているようです。
父の無念を晴らすべく、中日ドラゴンズに入団することがイ・ジョンフ選手の夢だったようです。
元中日・李鍾範の息子、名古屋生まれのイ・ジョンフ(李政厚)「中日ドラゴンズでプレーするのが夢でした。今は…」
https://dnomotoke.com/archives/20210118180030/
しかし、メジャー史に残る大活躍をしたイチロー選手に対するあこがれが強くなり、今はメジャーリーグ入りを目指しているようなのです。
メジャーリーグのスカウトも、イ・ジョンフ選手を高く評価しているようなので、日本野球を経験することなくメジャーリーグ入りする可能性が高いとみられています。
日本の野球ファンとしては少し残念な気もしますが、メジャーリーグに行って、イチロー選手のような活躍をするイ・ジョンフをみてみたいという人も多いのではないでしょうか?
いずれにしても、今後も大活躍が期待されるイ・ジョンフ選手から目が離せなくなりそうですね!

最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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