家庭用ゲーム機などの開発・製造・販売をしている「任天堂」。
その任天堂の本社として使われていたビルが、ホテルとして開業することがわかりました。
五条通と七条通の中間、京都の中心部にあり市内を観光するのにもピッタリ。
任天堂の資産会社に管理されていましたが、築90年の趣のある外観を残してリノベーションされます。
開業はいつごろでしょうか?
また、宿泊料金はどれくらいになるの?
現在わかっている情報をお伝えしていきたいと思います。
任天堂旧本社が高級ホテルに!開業するのはいつ?

任天堂の旧本社ビルは現在、任天堂創業家の資産管理会社である山内が所有いています。
築90年である旧本社ビルは、歴史の面影が残る街並みの一部として保管されていました。
その趣のある外観を残し、客室20部屋のホテルとして生まれ変わります。
2021年1月の発表では2021年の夏頃オープン予定とされていましたが、2022年春開業に延期となりました。
それに伴って予約の開始も延期となっています。
当初は春ごろ予約開始の予定でしたので、2022年は春頃オープンということは今冬くらいに予約開始されるかもしれません。
詳しい情報がわかりましたら、またこちらでもお知らせしていきたいと思います。
任天堂旧本社が高級ホテルに!宿泊料金や施設内容は?
ホテルの宿泊予約も合わせて延期されており、宿泊料金について現在では公表されていません。
ホテル内の施設としては、発表当初は宿泊者用にレストラン、バー、ジム、スパなどを備える予定になっていましたが、ジム・スパの常設は中止となりました。
その代わりにレストランは、宿泊者以外の方も利用できるものになる予定です。
客室数は20部屋と、それほど規模の大きなホテルではありませんね。
ホテルの設計監修は「安藤忠雄建築研究所」が担当、国内外でホテルやレストランを運営する「Plan・Do・See」が開発や運営を担います。
安藤忠雄建築研究所とPlan・Do・Seeはどのようなホテルを手掛けているのでしょうか?
現在わかっている情報は少ないですが、手掛けられたホテルを見ながら宿泊料金や内装の様子などを予想していきたいと思います。
安藤忠雄建築研究所が設計したホテルは?
設計監修は「安藤忠雄建築研究所」。
安藤忠雄さんと言えば、日本で最も有名な建築家と言っても過言ではないでしょう。
駅や美術館の設計が多い印象ですがホテルも多数設計されています。
その中でも、規模の似たホテルについて宿泊料金をみていきたいと思います。
totoシーウィンド淡路

- 全14室
- ツインの洋室 2名1室で一人19,250~22,550円
シンプルですが、落ち着いた清潔感のある客室の様子が伝わってきますね。
洋室のツインルームの他に、和室やキッチン付きのメゾネットタイプの部屋も用意されています。
ベネッセハウス(香川県直島町)

- 全41室
- 一番リーズナブルなツインタイプの部屋で1名26000円ほど(ハイシーズンだと32000円ほど)
- スイートルームは65000円
岡山県と香川県の間、瀬戸内海に浮かぶ直島にあるホテル。
海を一望できるスイートルームからの眺めは格別ですね。
美術館と一体となった施設だけあって、内装にも随所にこだわりが感じられます。
瀬戸内リトリート 青凪(愛媛県松山市)

- 全7室(全室スイート)
- 一番安くとも一人4万円以上
- プランや部屋によっては1名8万円を超すことも
全室スイートということもありお値段はかなり高額。
どの部屋も広々としていて、天井も高く窓もとても大きい!
美術館として一部だけが公開されていた建物をリノベーションしています。
瀬戸内の海をのぞむラグジュアリーなホテルです。
Plan・Do・Seeが運営しているホテルは?
Plan・Do・Seeは東京、大阪や福岡などの都市部の結婚式場を多く運営しています。
島津製作所旧本社ビルを結婚式場として再生するなど、古い建築物のリノベーションについても実績があります。
どれもレトロさを残しながら近代的なおしゃれさを感じさせる素敵な建物です。
ホテルについては、どのようなホテルを運営しているのでしょうか。
こちらも規模の近いホテルについて調べてみました。
青山グランドホテル(東京都港区)

- 全42室
- スタンダードクイーンで一人20000円弱
どの客室もモダンでおしゃれ。
落ち着いた都会的な客室ですね。
ウィズザスタイル福岡(福岡市博多区)

- 全16室すべてスイート
- ダブルのルームで2名45000円~
- ツインタイプで2名55000円~
大体1名あたりは22500円~といったところですね。
ホテルの規模でいうと、こちらが一番近いのではないでしょうか。
部屋によって特徴的な色合いの壁紙が使用されています。
どれも印象に残るようなお部屋です。
任天堂旧本社が高級ホテルに!宿泊料金を大胆予想!
安藤忠雄建築研究所やPlan・Do・Seeが手掛けたホテルを拝見したところ、レトロな雰囲気を残しながらも近代的で落ち着いた内装のホテルになりそうな気がします。
客室に関しては、「ウィズザスタイル福岡」や「瀬戸内リトリート 青凪」のように全室スイートという可能性もあるかもしれません。
その場合、お値段に関しては1人1泊4~5万円ほどになるのではないでしょうか。
スイートだけでなくスタンダードなツインルームが用意された場合も、1泊15000~20000円くらいはする感じでしょうか。
いずれにしても高級感のあるホテルになりそうですので、リーズナブルな価格、とはいかないことが予想できます。
任天堂旧本社が高級ホテルに!現在の様子は?
ホテルは現在工事中。
現在の外観の様子を写真に収めましたのでご紹介していきたいと思います。


趣のあるレンガの塀や外観は残されそうですね。

左側か工事前の様子です。
特徴的なドアはそのまま使用されそうです。
現在は隠れてしまっていますが、トランプ・かるたと書かれた看板は撤去されてしまうのでしょうか?

事業期間2022年2月28日となっていますので、2月末完成の予定ですね。


道路を挟んで向かい側の土地は、ガレージとして使われていました。
そちらにもクレーンやトラックが置かれ、工事が行われています。
周辺が狭いためガレージを使用していると思いますが、工事後はそのまま駐車場として利用されるのでしょうか?
駐車場であれば、車で行く際は便利ですが、別の施設として生まれ変わる可能性もあるかもしれません。
その他の施設が建設されるのならば、また興味深いですね。
任天堂旧本社が高級ホテルに!周辺の観光スポットは?
京都市内の中心地に位置し、西には東本願寺、東には鴨川を眺める抜群のロケーションです。
最寄り駅は京阪本線七条駅。
駅からは徒歩4分ほどです。
徒歩圏内に、「三十三間堂」や「京都国立博物館」があります。
京都の観光名所として有名な清水寺にもタクシーで10分ほど。
京都駅にもバスで10分ほどですので、市内を観光するならかなり便利ですね。
また高瀬川と目の鼻の先にあり、周辺を散策するな非常に魅力的なコースです。

画像左側の川が高瀬川です。
特におすすめなのが桜の季節。
川沿いの桜が満開となる姿は圧巻ですよ!
任天堂資料館・スーパーニンテンドー・ワールドを巡る夢のツアーも
2024年3月には、京都の宇治市小倉に任天堂資料館が開業する予定です。
こちらも、使わなくなった任天堂の工場がリノベーションされます。
それと合わせてUSJにある「スーパー・ニンテンドー・ワールド」にも訪れ、任天堂づくしの旅にしてしまおうと計画する方も多いのだとか。
資料館や、夢の任天堂ツアーについてはこちらでも紹介していますので、気になる方はチェックしてくださいね。

任天堂旧本社が高級ホテルに!開業するのはいつ? まとめ
いかがでしたでしょうか。
レトロさをのこしたまま、かなりおしゃれなホテルに変身しそうな予感がしますね!
任天堂旧本社ビルということですが高級感があるホテルになりそうなので、任天堂のキャラクターがお出迎え!という雰囲気ではなさそうです。
京都の中心地ということもあり、お値段は高めになるのではないでしょうか。
また客室数20部屋ですので、初めはなかなか予約するのが難しいかもしれません。
宿泊しなくてもレストランは利用できるようですので、そちらの利用も検討してみようと思います。
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