愛知の愛・地球博記念公園内にオープンを予定しているジブリパークの合同記者会見が2019年5月31日に開催され新情報発表が行われました。
その後、2021年2月3日にも追加して「魔女の谷エリア」「もののけの里エリア」の具体的な構想が発表されました。
具体的に示されてたオープンの時期、段々と具体化しているジブリパークの構想と関税予想図についてご紹介していきましょう。
ジブリパークのオープンはいつ?
現在、ジブリパークとなる愛・地球博の跡地は「サツキとメイの家」が完全予約制で入場出来るようになっています。
「サツキとメイの家」を含む5つのエリアが作られており2022年の秋と2023年の秋の2段階に分けてオープンする予定です。
「青春の丘エリア」「ジブリの大倉庫エリア」「どんどこ森エリア」は2022年秋のオープン予定
2022年秋オープン予定の「青春の丘エリア」「ジブリの大倉庫エリア」「どんどこ森エリア」。
2022年の秋というと9月でしょうか。
9月は祝日が2回あり9月17日(土曜日)から19日まで3連休となります。
よって集客が望める9月16日がプレオープン。
9月17日のオープンになるのではないでしょうか。
これらのエリアの工事は既に始まっています。
「もののけの里エリア」「魔女の谷エリア」は2023年秋のオープン予定
その1年後の2023年秋オープン予定の「もののけの里エリア」「魔女の谷エリア」。
9月だというふうの同様に考えると9月16日(土曜日)の3連休初日のオープンになるでしょう。
スタジオジブリ作品を伝え残し唯一無二の価値となる5エリアの完成予想図と構想
テーマパークの要素を若干入れながら公園を整備する、ということです。
いろんな人が楽しんでいる、その邪魔をしようとは思いません
と語るスタジオジブリの代表取締役プロデューサー・
「愛知万博の理念と成果の継承」「スタジオジブリ作品を伝え残し唯一無二の価値を付与」
「多様な利用者がともに楽しめる公園づくり」「歴史的成り立ちに配慮し将来にわたって愛され続ける公園づくり」
「公園内の既存施設・活動との共存」が指針
既存の愛・地球博の施設を生かしながら地域の溶け込んだ公園のジプリパークを作っていく方針なのです。
スタジオジブリの映画の世界を忠実に再現していくとなると、
基本設計では事業費をはじきだせない状況です。実際に詳細設計をしてみて、大きさをどうするか、材質をどうするか、
そういう細部までの詳細設計を今年度します。
既存の愛・地球博の施設を生かしながらもスタジオジブリの世界観を忠実に再現するように構想が寝られているとのことです。
実際はどのようになるのか楽しみです。
青春の丘エリアの完成予想図と構想
公園北入口側に位置する「青春の丘エリア」。
映画『ハウルの動く城』などに代表される19世紀末の空想科学的要素を採用したメインゲートを設置。
そのほか、映画『耳をすませば』の「地球屋」を再現した施設も登場します。
「耳をすませば」では京王線杉ノ宮駅からどんどん坂を登り歩いてたどり着く「地球屋」。
実存する京王線聖蹟桜ヶ丘駅からどんどん坂を登り閑静な住宅街のなかにあるお店をモチーフにしてます。
ジブリパークの設計図2は「耳をすませば」に登場する地球屋そのものです!
ジブリの大倉庫エリアの完成予想図と構想
営業していた温水プールは2018年9月末で既に営業終了。
工事の着工に向けての準備が行われています。
その空間には、通年天候に左右されずに楽しめる施設「ジブリの大倉庫エリア」が設置されます。
「千と千尋の神隠し」に登場する町並みに「ジブリ大倉庫のデザイン画」は似ていますね。
ジブリがテーマとなる温水プールにはスタジオジブリのどのキャラクターが登場するかはまだ公表されていません。
水のシーンがよく出てきた「崖の上のポニョ」や「となりのトトロ」が登場するのでしょうか。
その他、展示室や映像展示室、子どもの遊び場、多くの展示物を収蔵する倉庫などで構成される予定です。
どんどこ森エリアの完成予想図と構想
緑に囲まれる自然たっぷりの「どんどこ森エリア」。
受付所などを「サツキとメイの家」をイメージしたデザインとし、裏山の森に散策路を再整備して登場予定。
ちなみに“どんどこ”とは、サツキ、メイ、トトロが、蒔いた種の発芽を願って踊ったダンス“どんどこ踊り”に由来しています。
「となりのトトロ」に描かれる昭和の田園景観を再現する形で整備が進められています。
もののけの里エリアの完成予想図と構想
「もののけの里エリア」には、映画『もののけ姫』の「タタラ場」をモチーフにした建物などを整備。
タタラ場はシシ神の森に生きる神々にとって宿敵とも言える女領主エボシが率いる製鉄所。
主人公アシタカが初めて見た時「まるで城だな」とつぶやいたその壮大な情景が再現予定。
これは島根県にある「菅谷たたら」がモチーフにされています。
菅谷たたらでは実際に1751年から170年間にかけてたたらの灯がたかれ続けられていたパワースポットです。
また、菅谷たたらでは砂鉄が取れていた場所でした。
広場には、タタリ神や乙事主をモチーフにしたオブジが登場予定。
このエリアは愛・地球博では「あいちサトラボ」の跡地。
「あいちサトラボ」と「もののけ姫」が一体化した体験スポットとしても魅力的な施設となる予定。
魔女の谷エリアの完成予想図と構想
大芝生広場近くにある愛・地球博では利用されていなかった土地。
ここに「魔女の谷エリア」として魔法を題材とした「ハウルの動く城」
「魔女の宅急便」の2作品にちなんた魅力的な施設が登場予定。
映画に登場する「ハウルの城」や「オキノ邸」が再現される予定。
「ハウルの城」はビル4~5階相当の高さ(16m程度)の規模で再現され、城内には目玉のような動く大砲が設置され、内部を歩いて観覧できる設計です。
その他にも「ハウルの動く城」「魔女の宅急便」をモチーフにした遊戯施設、
休憩・レストラン棟などが整備され、あらゆる用途に応える複合的空間となる予定。
魔女の宅急便のキキが住む海の見える街のモデルは、ゴットランド島ヴィスビー。
市街地のモデルは、首都ストックホルムのガムラスタン旧市街。
壁と坂道は、ホテル Best Western Solhem Hotel Visby の隣にある
ヴィスビー南西の城壁跡『Visborgs Slotts ruin』。
きっと休憩施設にはジジやホウキを持ったキキが可愛く登場することでしょう。
新たな構想のお芝居が魅力!
実はね、映画だけじゃなくて、お芝居とかやっていきたい
もう少し近づいたら発表する。今日はこのあたりで
と「ジブリパーク」の会見で語った鈴木敏夫プロデューサー。
映画の上映と更にお芝居を披露?!
映画もそれぞれの作品のミニチュア番なのでしょうか。
ディズニーの様にキキやジジ、トトロやもののけ姫などの着ぐるみの中にキャストさんが入って演技したり観客と触れ合ったりするのでしょうか。
これはとっても楽しみです。
次回の会見で具体化した芝居の案がどのようなものなのか発表されるということなので期待しましょう。
ジブリパークの場所はどこ?
ジブリパークの場所は愛・地球博の跡地で現在はサツキとメイの家がある通称モリコロパーク。
場所:愛・地球博記念公園
住所:愛知県長久手市茨ケ廻間 乙 1533-1
最寄り駅:藤が丘駅(名古屋市名東区)
(ディズニーリゾートの最寄り駅の)舞浜みたいな感じに“お化粧直し”を……
ということなので、駅までのアクセス電車や車内にトトロやキキなどジブリのキャラクターが
たくさん描かれているたり、駅の改札や券売機にもジブリキャラクターが登場するような駅にお化粧直しされるのかもしれません。
電車でのアクセスもまた楽しみになりますね。
駐車場完備のジブリパーク
現在のモリコロパークは駐車場が3箇所ありますが実質一般車両が駐車できるのは2箇所です。
これらの駐車場はジブリパークのオープンに伴って増設され、来園者の増加の対応をしています。
料金は愛知県の駐車場なのでとっても良心的なお値段です。
・大型車:1,650円/日
・普通車:500円/日
・二輪車:200円/日
公園専用駐車場なのでモリコロパークの開園時間に準じています。
駐車時間:4月〜10月8:00〜19:00・11月〜3月8:00〜18:30
南駐車場:「愛・地球博記念公園西口」信号機からスグ
周辺道路や公園駐車場が混雑した場合、公園駐車場の出入口が公園北口のみとなる場合があります。
西駐車場:「愛・地球博記念公園西口」信号機より直進
周辺道路や公園駐車場が混雑した場合、公園駐車場の出入口が公園北口のみとなる場合があります。
北駐車場:愛知県立大学側(こちらの駐車場は自家用車を駐車し
愛・地球博記念公園駅からリニモに乗り換えて通勤する方のための
定期利用専用駐車場であり、一般の時間利用はできません。)
その他の駐車場
MAYパーク 市営八草駅前駐車場:モリコロパークの最寄り駅である愛・地球博記念公園駅まで約6分
・入庫から30分以内:無料
・入庫から30分以上:100円/60分
・最大料金(入庫から24時間まで)500円※24時間を超える利用は、60分までごとの利用料金が加算
スペースECO八草駅前:愛知環状鉄道八草駅前にある駐車場(愛知県豊田市八草町秋合765)
・入庫から24時間まで:300円/日
・入庫から24時間まで(※PECO会員):250円/日
・最大料金:なし
※PECO会員とは時間貸駐車場「スペースECOパーキング」の利用金額に
応じてポイントがたまる入会費・年会費無料の会員システム
あくまで公園を整備していくスタンスのジブリパークのオープンに期待
022年秋オープン予定の「青春の丘エリア」「ジブリの大倉庫エリア」「どんどこ森エリア」。
2023年秋オープン予定の「もののけの里エリア」「魔女の谷エリア」。
それぞれのオープンの日を予測して、それぞれのエリアの完成予想図と具体化している構想についてご紹介してきました。
更に映画の上映に留まらずお芝居も構想中なのでその大芝居のあり方が発表される会見や開演後の舞台などについても期待できます。
あくまで愛・地球博の自然や施設を生かした公園整備がコンセプトのジブリパークのオープンと斬新なるジブリパークの構想が実際に見られるその時を楽しみにして2022年と2023年のオープンを心待ちましょう!
新型コロナウイルス感染拡大の影響で工事の遅れが生じたり、オープンが延期されないことを願わずにはいられませんね。
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