2019年に令和の皇后となった雅子様の体調はどうなのでしょうか?
2004年に適応障害と発表されてから療養を長く続けています。
現在の雅子様の適応障害の症状は悪化しているのか、治っているのかも気になります。
改めて、雅子様の適応障害となったきっかけについて調べ、長引く原因さらに回復につながる治療や特効薬についても大調査してみます。
お楽しみください!
雅子様の病気は最近どうなった?悪化or治った?
雅子さまの病気について、完治したという報告はなく現在も療養中と言われています。
時折、雅子様の回復について報道はあり、雅子様の様子から病状は回復しているようです。
雅子様、最近の体調は?2017年~2021年(平成30年~令和3年)
雅子様の最近の体調についてわかりやすいように、年ごとにまとめてみます。
2017年(平成30年) | 愛子様が学習院女子高等科に進学され、雅子様の体調も落ち着く。 地方公務にも月1回のペースで行えるようになる。 |
2018年(平成31年) | 新年恒例の「講書始の儀」に15年ぶりに出席。 体調が回復が見られるようになる。 |
2019年(令和元年) | 令和の皇后となる。 即位の礼、饗宴の儀、祝賀パレードにも出席。 度重なる公務こなし、さらなる体調回復が見られる。 |
2020年(令和2年) | 60歳となった天皇陛下の会見にて、昨年の重なる公務での疲れが残る雅子様について話される。体調に波があることを発表。 |
2021年(令和3年) | 全国戦没者追悼式にてふらつきを見せ、やや体調がすぐれない様子を見せる。 58歳の雅子様の誕生日には文章で愛子さまの成長について言及。 宮内庁提供の映像では天皇陛下と並び穏やかな表情を見せる。 |
宮内庁の医師団からは、着実に回復もまだその途上と発表されています。
適応障害というのは原因を取り除くことができれば、早ければ半年から2年ほどで完治すると言われています。
適応障害と発表されてから、未だに完治はしていないということを考えると、症状はとても重かったことが考えれます。
また、原因を取り除ければ比較的早く治るとも言われますが、雅子様の場合は原因が明らかであっても、その原因を取り除くということは皇族を離れることになります。
しかし、雅子様は、その選択はせずに環境に適応できるよう休みながらバランスを取っていることを考えると、雅子様の笑顔の裏にある強さも感じます。
また、2010年に愛子さまの不登校やいじめ問題もあったことも病気が長引く原因となっていると思います。
雅子様の適応障害の病状は、重い症状から始まり、悪化や軽快を繰り返し、宮内庁からの発表からやっと回復してきたと言ってよい状態となったと考えられます。
最近の状況を年ごとに振り返っても、良い状況の後には少し体調を崩される様子がわかります。
ですが、公務をされている時の雅子様は笑顔で生き生きとされています。
令和の皇后となった年は、少し無理をしてしまったのかもしれません。
皇族となる前は、外交官として活躍していた雅子様。
日本だけでなく、海外での公務は楽しいのではないでしょうか。
今は、コロナ過のため海外への公務ができない状況ですが、また海外へ自由に行くことができるようになれば、雅子様の活躍はやはりとても楽しみです。
2019年「国民祭典」の祝賀式典で嵐が歌った「Journey to Harmony」を聞きながら涙を見せた雅子様の姿も印象的でした。

誰が聞いても優しく、感動する歌だと思うのですが、最後の大丈夫が繰り返される歌詞のところは雅子様の心を勇気づけたのかもしれません。
雅子様の病気は適応障害ってホント?原因はいったい何?
雅子様は2004年、宮内庁から適応障害であると公表されました。
その経緯について改めて振り返ってみようと思います。
この公表のきっかけを作ったのが皇太子様の発言でしたよね。
「雅子様の人格を否定する動きが宮内庁内にあった」とはっきりとおっしゃり日本中を驚かせました。
ですが、この勇気ある行動によって雅子様の治療が本格的に始まりました。
1993年にご成婚され、そこからの約10年間は雅子様にとって楽な生活ではなかったのですね。
雅子様の適応障害の原因はいくつか考えられます。
当時宮内庁長官であった湯浅利夫氏が、「やはりもうひとり欲しい」などと発言したこと。
普通に考えても、これはデリカシーのない発言でした。
2001年に愛子さまを無事にご出産され、忙しく公務と育児に忙しい時期で、誰が言わなくても時期天皇の妻であることは雅子様自身がわかっていたことですよね。
雅子さまは、愛子さまを出産する前にも流産を経験していますし、それを経ての愛子さまの妊娠から出産はかなりのプレッシャーだったと思います。
その状況での湯浅利夫氏の発言は、雅子様をとても傷つけたはずです。
雅子様の人格否定問題があったこと。
雅子様のキャリアに基づいた人格を否定する動きだそうですが、恐ろしいですよね。
自分が頑張って生きてきた人生について否定されることは辛いですし、そもそも人格否定ということがすごく重たい言葉です。
紀子様との関係
女性天皇を認めない限りは、次の天皇は秋篠宮家の長男、悠仁様となります。
この現状に関しても複雑な思いとなり、少なからず雅子様の心の負担になったことも考えられます。
そういった環境で過ごしていかなければならない状況は、とてもストレスだったことでしょう。
適応障害というのは、厚生労働省の定義を引用してみましたが、心身のバランスを崩すことに対して原因がしっかりあると言われています。
日常生活の中で、何かのストレスが原因となって心身のバランスが崩れて社会生活に支障が生じたもの。原因が明確でそれに対して過剰な反応が起こった状態をいう。日常生活の中で起こった出来事や環境に対してうまく対処できず、心身に様々な症状が現れて社会生活に支障をきたす状態をいいます。ストレスの原因が明確であることが定義上重要となります。症状はゆううつな気分、不安感、頭痛、不眠など、人によって様々ですが、仕事や学業などを続けたり、対人関係や社会生活を続けることに問題のある状態となります。これらは一般的には正常な人にも現れる症状ですが、適応障害の場合はそれを超えた過敏な状態となります。治療にはまず原因となっているストレスを軽減し、心理的に回復させることが必要です。また、場合によっては薬物療法が必要なこともあります。
適応障害 | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)
治療については、原因となっているストレスを軽減しながら、必要であれば症状に応じて抗不安薬・抗うつ薬・睡眠薬・気分安定薬を使っていきます。
ただ、症状は人それぞれなので、この薬を飲めば治るという単純なものではないのが心の病気の難しいところです。
心の病気は増えていますし、このコロナ過で適応障害の診断を受けている人は確実に増えたと思います。
特効薬があれば助かる人はきっと多いと思います。
雅子様の病気はこれからどうなるの?
雅子様の適応障害は、未だに回復の途上と言われています。
おそらく、皇族である限り雅子様のストレスが全て取り除かれることはありません。
そして、療養を続けて18年ほど経っても完治しないことを考えると、雅子様の適応障害が治ることはないと思います。
雅子様が心と体のバランスを考えながら、ずっとこの病気と付き合って行くように思います。
病気が発覚したのは、愛子さまを出産して2年後でした。
2019年に令和の皇后になられ、状況の変化からまた体を壊すことがないように過ごして欲しいですよね。
ですが、雅子様の体調を崩す前も後も、現在の天皇陛下は時に強く、そして優しく雅子様を支えている姿は頼もしいです。
雅子様の最近の体調は?病気は悪化or治った?長引く原因や適応障害の特効薬についても大調査!まとめ
雅子様の最近の体調について調べ、改めに適応障害についても調べてみました!
雅子様の病気のきっかけがわかり、皇族として生きることの厳しさを改めて知ることができました。
雅子様の病気である適応障害は、完治が長引いていることから、おそらく病状は重かったことも考えられました。
ですが、雅子様は、病気と向き合いながら皇后にまでなられました。
改めて、雅子様の強さ、そしてそれを強く優しく支え続けている令和の天皇陛下の素晴らしさも感じました。
2019年から皇后となった環境変化により、また体調を崩すことなく穏やかに過ごしていけることを願います。
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