令和の皇后様である、雅子さま。
現在の天皇陛下とご結婚する前は、外交官として働いていた事を知っていますか?
雅子さまは、1987年4月から1993年2月まで、女性外交官として働いていました。
当時、女性の外交官はとても珍しく、また父娘2代に渡り外交官であることでとても注目され、テレビ局から取材を受けることも…。
外務省で働くにはエリートであるのはもちろんのこと、外国語も流暢に話せる必要があります。
雅子さまもお父様が外交官であったため、幼少期から様々な国に住み多くの言語に触れ合ってきました。
雅子さまが話せる外国語は、ロシア語・ドイツ語・フランス語・スペイン語・英語・日本語の6ヶ国語で”超”がつくほどのマルチリンガルなのです!
そのうちの1つである英語は、雅子さまが話される場面が撮影されています。
この記事では、超マルチリンガルの雅子さまが英語を話す動画から、雅子さまの英語力を徹底調査していきます!
ご結婚後のスピーチ動画から見る雅子さまの英語力
雅子さまは結婚して、公務にあたられている際にも英語を話す機会がありました。
例えば、海外の来賓客と挨拶をする時や自らが海外に滞在しているときなどです。
次の動画は、2002年(雅子さま:当時39歳)にオーストラリアを訪問した時の英語のスピーチ映像です。
”The song was beautiful.
I was very impressed.
Like, the song hint how quickly responsed to _____.
It is fun. It is really fun to watch.”
一部聞き取りづらいところがありますが、こんなようなことを言っていますね!
子どもたちにわかりやすいように易しい単語を選んでいるのが印象的です。
当時、雅子さまが海外への公務に出られるのは、およそ8年ぶり!
海外公務をされていない間、日本でも多少英語で会話することはありました。
しかし、現地で英語で会話されるのは8年ぶりであることを考えると、衰えない英語力に一般人は驚きですよね!
一般的に、外国語を久々に話そうとしたら、忘れていることも多く、スムーズに会話できないものです。
雅子さまは目線を子どもたちと揃え、優しく笑顔で語りかける余裕すらあります。
もちろん、言葉に詰まってしまうこともなく、スムーズにお話されているのがわかります。
発音やイントネーションも優雅で、聞いている子どもたちもとてもにこやかですね!
さらに、いわゆる”ジャパニーズアクセント”は弱いため、雅子さまが様々な国で英語を話されてきたことが伺えます。
他にも取材陣もいる中で行う英語のスピーチ動画もありました!
カメラのフラッシュがたかれ、後ろには海外のお客様もいらっしゃる中、堂々と流暢な英語を話されていますね。
このようなかしこまった場でも雅子さまは英語を話されています。
雅子さまの英語力が、外交において非常に重要なカギを握っていることがわかります。
世界各国の要人も皇后雅子さまの超マルチリンガルに驚き!!??
6ヶ国語を操る雅子さま。
日本に世界各国から来賓がある時、この雅子さまの英語力・語学力が発揮され、注目を浴びています。
基本的に簡単な挨拶のときはほとんど通訳を介すことが無い天皇皇后両陛下。
わかりやすいのがこちらの動画!
1993年、雅子さまが29歳の時の様子です。
皆様が優雅なところに思わず目が行ってしまいますが…。
お二人は最初の挨拶の時、ほとんど通訳を介していません!
さらに晩餐会の最中、よく見ると、雅子さまは自ら各国のお客様のところへ足を運び積極的にお話されていますね。
もちろん、周囲には通訳と見られる人もいますが、基本的には直接会話をしています。
これには驚きです!
また、2019年6月(雅子さま:当時56歳)のクロアチア議長夫妻との懇談では、このようなシーンもあり話題となりました。
ついつい話がはずみ過ぎて、雅子さまは天皇陛下に着席を促されています。
楽しく懇談できるくらい英語力が高いという証拠ですね♪
外交官時代のスピーチ動画から見る雅子さまの英語力
英語が必須、といっても過言ではない外交官時代を過ごした雅子さま。
外交官時代に英語のスピーチをしている動画を探しましたが、まだ一般人であったゆえに、動画を見つけることはできませんでした…。
しかし、仕事で英語を使っていたことが証明できる写真を入手しました!

これは、1991年、雅子さまが28歳の時、外交官時代に撮影された写真です。
日米の要人同士の会談で通訳を務めました。
若くて美しい雅子さまが中央に写っていますね!
そして、この写真の記事によると…
首脳会談などで何度か雅子さまの通訳のお世話になった海部俊樹元首相は、その人となりをこう語る。
「非常にひたむきに、淡々と仕事されていたのをよく覚えています。英語力はもちろん申し分なく、ハキハキして論理的、よく頭の回る方との印象を持ちました。日本の外務省も、世界に誇れる女性外交官を得たなあと思いましたね。」
gooブログ
海部俊樹元首相も絶賛していますね!
雅子さまの外交官時代の配属は、「北米局北米2課」で経済や貿易についての担当でした。
アメリカやカナダを中心にやり取りをしているため、仕事で最も英語を使っていた時期です。
雅子さまの英語力はどこで身につけたのか?学生時代を調査!

英語力が高い雅子さま。
実は幼少期から海外を移り住んでいた経歴があります!
移住遍歴や学歴を見ていきましょう。
雅子さまの移住遍歴と学歴
年齢 | できごと |
0歳 | 東京都 出生 |
1歳 | ソ連モスクワに移住 |
2歳 | 現地保育園に通う |
3歳 | スイスジュネーブに移住 |
4歳 | ソ連モスクワに戻る |
5歳 | アメリカニューヨークに移住 現地幼稚園に通う |
8歳 | 日本に帰国 新宿区の小学校に通う |
9歳 | 田園調布雙葉小学校に編入 |
16歳 | 田園調布雙葉高等学校1年のときにアメリカマサチューセッツに移住 ベルモントハイスクールに編入 |
18歳 | ベルモントハイスクール卒業 |
18歳 | ハーバード大学経済学部に入学 |
22歳 | ハーバード大学経済学部卒業 |
やはり、外交官の娘とあり、父の転勤に沿って海外への移住がとても多いですね!

そしてこれは、雅子さまのご実家大和田家の教育方針だったと言われています。
大和田家の教育方針は恆さんの海外への転任でも必ず家族全員で赴任地で生活するというものでした。たとえ、子どもたちの転校というハンデがあっても、原則として、父が外国に赴任したら子どもたちも親と一緒に暮らすのです。
mi-mollet
なるほど…この教育方針が、雅子さまの英語力の原点なのですね。
このことを踏まえて英語だけに注目して年表をみると、5~8歳と16~22歳のときにアメリカ現地で教育を受けていることがわかります。
幼いときに英語に対する耳を育てていたことで、高校生の頃に渡米した時はスムーズに英会話を始められたと推測できますね。
以上の点をまとめると、雅子さまの英語力は…
- 父の転勤についていき現地の幼稚園や学校に通い現地の子供達とコミュニケーションを取っていた。
- 日本でも通常の英語教育を受け英語には触れ続けた。
- 高校生から再び英語を使う環境に身を置いた。
ことによって高められたのですね!
一般人になかなか真似できない生活であることは確か…。
恵まれた環境であっても、努力し続けたおかげで、雅子さまは英語を始めとする6ヶ国語を操る超マルチリンガルになったわけです。
雅子さまの学生時代

雅子さまは16~22歳までアメリカで過ごしています。
勉強も難しくなり、英語でも専門用語が増えてくるこの時期でも、雅子さまの才女っぷりが発揮されていました。
まず16歳の時、なんと飛び級でベルモントハイスクールの2年生に編入します。
学校の勉強を日本語で勉強をしてきた雅子さまですが、”英語の”編入試験を受けて飛び級とは、本当に頭がいいことがわかりますね!

高校では、中学からやっていたソフトボール部に入部して大会に出場します。
そこで活躍したことで、地元紙には「スラッガー・マサコ」と記事になるほどでした!
文武両道で、勉学もスポーツも仲間と楽しく過ごしている雅子さま。
写真を見ても、とても輝いていますね!
その後、ハーバード大学に入学し、卒論では「日本貿易における石油ー輸入価格ショックへの対応」というテーマで研究しました。
卒業時には上位15%の人に贈られる成績優秀賞(マグナ・クム・ラウデ)を授与しました。

やはり、皇后様になる方は普通のエリートとは一線を画していますね…。
才女だと言われている雅子様ですが、もちろん毎日の努力も惜しみません。
大学時代のエピソードでこのようなものがありました。
「ハーバード大学時代の雅子さまは、お一人で暮らす寂しさもあったのか、毎日、図書館で勉強をなさっていたそうです。そのため常に辞書を手放さず、『辞書が恋人』とからかわれるほど肌身離さずお持ちでした。ある日、食事会のときも『まさか、今も辞書を持っているんじゃない?』と聞くとバッグの中から出したり、引っ込めたりしながら辞書を見せて、皆を笑わせていました」(ハーバード時代の友人)
Yahoo!ニュース
頭がよく英語力が高いだけでなく、おちゃめなところもあるんですね!
当時は、電子辞書もスマートフォンも無いため、紙の辞書が必須でした。
父恆さんから譲り受けた大事な辞書だったとのことで勉強の頼りにしていたことがわかりますね。
ちなみに、この辞書はご結婚される時の嫁入り道具の一つだったと言われています。
雅子さまの英語力をスピーチ動画から徹底調査!雅子さまの語学力まとめ

雅子さまの英語力は高いことがわかりました。
それだけでなく、日々の努力を怠らず、一生懸命で文武両道な雅子さま。
才女っぷりに驚かされましたが、内面の素晴らしさ・美しさが溢れており、天皇陛下がご結婚を申し入れたことも納得ですね!
今後も、雅子さま得意の英語で公務をされる姿を拝見できるのがとても楽しみですね!
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