「佳子さまは普段、何をされているのですか?」
大学卒業後、進学も就職もされずご公務も少ない佳子さまにこんな疑問の声が上がり、国民の関心を集めていました。
しかし遂に、2021年5月から”佳子さまの就職先が決まった”とのニュースが・・・!
どうやら、これまで佳子さまがご公務でも多数披露されてきた手話を活かせるお仕事との事。
一体、どんなお仕事なのか?
気になりますよね!
佳子さまの就職先や手話との関わりを大検証していきます!
佳子さまの手話を活かした仕事ってどんな仕事?
佳子さまが就職される
「 一般財団法人 全日本ろうあ連盟」。
ろうあ連盟ってどんなところ?
手話を活かしたお仕事って・・?
それぞれの疑問を詳しく調査してみました!
全日本ろうあ連盟とは?

全日本ろうあ連盟は、
日本で唯一のろう者(聴覚障害者)の当事者団体
です。
全国47都道府県に傘下団体を擁し、手話通訳の認知や聴覚障害者の自立の推進など、ろう者の福祉向上を目的に活動しています。
活動内容
- 全国ろうあ大会
- 全国ろうあ者体育大会
- 委員会・専門部活動
- 各種研修会
- 機関紙活動
- 出版活動
- 国際活動
様々な催しや研修会、出版・・・国際活動まで、幅広く色んな角度からろう者のための活動を行なっているのですね。
佳子さまが出席される手話の大会などもろうあ連盟と関連があります。
佳子さまの仕事内容は?
佳子さまは、ご公務の傍ら非常勤嘱託職員として週3日程度、連盟の事務の仕事をされるとのこと。
当面はコロナ対策でリモートワークとなります。

一般的に事務の仕事と言えば、データ入力や書類の作成、電話・来客対応など。。。
来客対応で佳子さまが出てきたらちょっとビックリしちゃいますよね(汗)
実際に佳子さまが携わる仕事内容の詳細はまだよく分かっていません。
参考にですが・・・
以前に、ろうあ連盟のHPに掲載された一般事務アルバイト募集のページを見つけました。
応募条件:ワード・エクセル・パワーポイント・電子メール等、パソコンの基本操作が可能なこと
手話言語によるコミュニケーションに意欲があること
ろうあ運動に理解や興味があること
一般財団法人 全日本ろうあ連盟
佳子さまの所属にもよるとは思いますが、やはりPC作業が主にはなるでしょう。
応募条件の内容から、ろうあ運動に関する資料作成なんかもされるのではないでしょうか。

そして、
“手話言語によるコミュニケーションに意欲があること“
“ろうあ運動に理解や興味があること“
これはろうあ連盟で働くのであれば、どの職務についても共通する条件ですね。
事務のお仕事とはいえ、そこは当事者団体。
職員の中にはろう者の方もいますし、来客対応もあるかもしれませんから、やはり手話への意欲とある程度のスキルは求められるでしょう。
佳子さまは以前から手話を通じたご公務を続けており、ろうあ連盟の活動に関心をお持ちでした。
ご自身で就職を希望され、2月末から既にインターンとして働いておられるとの事。
華やかなお方ですから表舞台で活躍されるイメージもありますが、お立場上あまり目立つお仕事もまた大変でしょう。
ろうあ連盟へのご就職は、佳子さまらしい選択だと思います。
佳子さまの手話力と手話との出会い
福祉活動は様々ありますが、その中で、佳子さまは何故 “手話” に関心を持たれる様になったのでしょうか?
そして、手話に関するご公務で多数披露されてきた佳子さまの手話力はどれほどのものなのでしょうか・・?
佳子さまが手話を始めたきっかけ
佳子さまと手話の出会いには母・紀子さまの存在がありました。

紀子さまは大学時代に手話を始められ、現在ではなんと日本語だけでなく、英語とインドネシア語の手話もマスターしているほどなのだとか。
それだけ手話に対し、情熱をもっていらっしゃるのですね。
そんな紀子さまが手話でスピーチされる姿を、佳子さまは幼少の頃から近くでご覧になっていました。
佳子さまが聴覚障害について本格的に勉強されるようになったきっかけには2015年にある2つの出来事があったと言います。
それは、
- 『奇跡のひと マリーとマルグリット』のチャリティー試写会に参加したこと。
- 『第2回全国高校生手話パフォーマンス甲子園』で初めて手話であいさつしたこと。

『奇跡のひと マリーとマルグリット』は19世紀にフランスに実在した、視覚と聴覚に障害をもつ少女マリーの物語。
この試写会に佳子さまは、視覚・聴覚・発話の3つの障害をもつヘレンケラーについての本を読み臨まれたそう。
映画鑑賞後佳子さまは涙し、「手話が、神や心など形のないものも伝えられることに感動しました」と感想を話されました。

そして『第2回全国高校生手話パフォーマンス甲子園』での手話あいさつ。
これに臨まれた際には、紀子さまにマンツーマンで指導を受け、入念に準備をされていたとのこと。
佳子さまのはじめてのスピーチは評判が良く、佳子さまも充実感をおぼえたのではないかといいます。
尊敬する紀子さまのお考えに深く共鳴する出来事と自信がついた事で手話への思いを強めたのですね。
紀子さまの情熱を、佳子さまがしっかり受け継がれています。
佳子さまの手話への努力
秋篠宮家では紀子さまに続き姉・眞子さまも手話を学び、佳子さまは眞子さまより後にお勉強されるようになりました。
しかし今、佳子さまの手話は、眞子さま以上の上達ぶりだと言われています。
2014年に開催された「第1回全国高校生手話パフォーマンス甲子園」で、佳子さまは出席者の方と話す時もときおり紀子さまに確認をとっていらっしゃいました。
ですが1年後(2015年)、はじめて一人で出席された佳子さまは堂々たるご様子で、用意された原稿も見ずにスピーチされるほどご成長されています。
聴覚障害への関心がひとしお高まる佳子さまは、手話狂言を鑑賞されたり、専門家の方から手話を学ばれたりしたとのこと。
手話は「手や指」だけでなく、「顔の部位」(視線や眉、顎の引きだし)も使って話されます。
マスターするのは簡単な事ではないでしょう。
同大会に佳子さまはイギリス留学時を除いて、毎年出席されています。
佳子さまのやる気と聴覚障害を応援する気持ちが本物であることがわかりますよね。
佳子さまの美しい手話
佳子さまの手話はその美しい所作にも注目が集まります。
手話教室「華乃樹」の代表者は、佳子さまの手話を
「遠くで見ている人が見やすいように目線に配慮しながら、手話のレッスンの3原則 “大きく、はっきり、丁寧に” を守り、よどみなく流れるようです」
と大絶賛。
ベテランの手話通訳士も
「メリハリがあり、優雅さと静けさの表現が際立っている」
「やはりダンスをなさっているからか、指先をぴんと伸ばし、腕の動かし方がスムーズでダイナミックさもある」
と評価しています。
また、
「手振りが大きく指先がピンと伸びた手話はさながらperfumeのふりつけのよう」
なんて皇室担当記者の声も。
一つ一つの動作が大きく、分かりやすく話されているように感じます。
フィギュアスケートやダンスをされてきて、体を使う表現が得意な佳子さまならではですね。
手話に活かされているとは意外でしたが納得です。
因みに、紀子さまと、同じく手話を学ばれている眞子さまの所作も見比べてみました。
手話通訳士による、紀子さまと眞子さまの手話は、
「紀子さまは研究熱心さが現れる所作で、基本をおさえたうえで、喜怒哀楽を表現しようという情感たっぷりな手話。
眞子さまはストレートに感情を伝えるしぐさが目立つけれど、持ち前のちゃめっ気が時折顔をのぞかせる、チャーミングな手話です」
文春オンライン
との見解。
紀子さまの手話
紀子さまの手話はさすがの貫禄。動きが滑らかで気品があります。
眞子さまの手話
眞子さまの手話、なんだか一生懸命な感じで好きです。”チャーミングな手話”というのもわかる気がします。
手話の所作が人によってこんなにも違うものとは驚きでした。
手話にも個性が現れるのですね。
佳子さまの手話についてSNSの声
素人の私からすると、これだけ手話が出来る佳子さまは単純に「凄いな」と思います。
他の国民の方々の意見はどうなのでしょうか?
Twitter上の声を調べてみました。
佳子さまの手話は好印象!
やはり佳子さまの手話に対して、その所作や努力を讃える声は多かったです。
手話の普及を期待する声も
手話の普及を願う声は本当にたくさんありました。
佳子さまのご就職やこれまで手話を学ばれてきている姿は多くの方に喜ばれています。
中には否定的な意見も・・・
癖や読み取りづらさといった点などは正直私にはよくわからないのですが、わかる方からすればそう見る方もいらっしゃるのでしょう。。。
しかし、全体的には佳子さまの手話に対して好意的な意見が多い印象でした。
手話を一生懸命に学ばれる佳子さま、素晴らしいと思います。
これからも佳子さまを応援していきたいです。
佳子さまの仕事・手話 まとめ
佳子さまの就職先、全日本ろうあ連盟は
聴覚障害の当事者団体
で、仕事内容は
手話の必要性を含めた、事務のお仕事
との事でした。
ろうあ連盟へのご就職は、手話の更なる向上にも繋がりますね。
佳子さまは、これまでされてきたフィギュアスケートやダンスからもわかるように、興味を持ったものにはとことんひたむきに頑張るお方。
きっとお仕事も懸命に取り組まれる事でしょう。
ご公務をされながらとの事なので、お身体に気をつけて頑張って頂きたいです。
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