秋篠宮ご夫妻の次女、佳子さまが一人暮らしをしているというニュースはご存じですか。
宮内庁が発表した内容によると、佳子さまは2023年10月現在も『旧御仮寓所（きゅうごかぐうしょ）』で一人暮らしをしているそうです。
『旧御仮寓所』とは、2020年3月に改修工事が始まった秋篠宮邸に代わって、秋篠宮家の方々の仮住まいとして作られた建物です。
当初、改修工事後は事務所として使われる予定でしたが、工事が終了しても佳子さまは新しい秋篠宮邸には移らず、そのまま旧仮御寓所で生活をしているとのことです。
皇族の女性が、結婚前に特別な理由もなく一人暮らしをするイメージがあまりないのですが、一体なぜ一人暮らしをすることになったのでしょうか？
また、皇族の方が一人暮らしをする場合、その費用はどのように賄われているのか、更に、食事はどのようにされているのかなど、気になったことを調べてみました。
どうぞ最後までご覧ください。
佳子さまのが一人暮らしを始めた理由は？
一人暮らしを始めた理由は、簡単に言うと『節税のため』というのが宮内庁の公式発表です。
佳子さまが一人暮らしを始められた理由は節約の為？
公式サイトでは、以下のように説明されています。
《できる限り秋篠宮邸の改修規模を縮減し経費を節減するとの基本方針に基づいて決めたものです》
《この経費を削減する目的で、眞子内親王殿下（当時）ならびに佳子内親王殿下が、分室（旧御仮寓所）に引き続きお住まいになるよう計画を変更することとなりました。
結果的に、眞子内親王殿下（当時）はご結婚になったため、現在、分室（旧御仮寓所）にお住まいになっているのは、佳子内親王殿下お一方です》
宮内庁公式サイトより：秋篠宮邸改修について
確かに、家族5人分の部屋を作ると改修規模が大きくなり予算が増えることは想像できますね。
この点について、当時まだご結婚前だった眞子さまと、佳子さまが秋篠宮ご夫妻と相談して、おふたりの部屋を作らないことで、経費を節約しようとしたようです。
ただ、実際にどの程度節約ができたのかは公表されていません。
佳子さまが一人暮らしを始めたホントの理由はお部屋が狭すぎてお荷物が収納できなかったから？
「お部屋が狭くて、荷物が入りません……」
そのようなお言葉に、秋篠宮ご夫妻も凍りつくような思いを抱かれたことだろう。前出の宮内庁関係者が続ける。
「佳子さまのお部屋に、衣服や資料など、すべての身の回りのお品を収容できるほどのスペースがなかったそうです。佳子さまはいまや皇室のファッションリーダーと目されており、ご公務や公的な行事の際にお召しになるドレス、スーツ、ワンピースなど以外にも、多くの私服をお持ちです」
女性自身
秋篠宮さまや紀子さまが工事中も足を何度も運ばれたり、設計の段階でも何度もご意見されていた宮廷の改築。
そんな改築工事に佳子さまのお部屋の収納が狭すぎてお荷物が収まりきらないという事態が生じたというのです。
「ご夫妻と佳子さまの間で、お部屋の広さについて詳細な打ち合わせはされていなかったようです。ただ部屋が“狭すぎる”ことが判明したときには、もう工事を修正できる段階ではなかったと……。
収納スペースが狭いとお気づきになった時には、変更の聞かない状態で、収納スペースが狭いままとなってしまいました。
間取りは確認していたけど、収納スペースの大きさまでは誰も把握されていなかったのでしょうか。
建築図面に詳しくない場合、収納スペースの大きさの図面をみてもピンと来なかった可能性はありますね。
佳子さまの別居の顛末について静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さんはこう語る。
女性自身
そもそも佳子さまのご意向を確かめずに工事が進められていたとすれば驚かざるをえません。親子間の意思疎通が十分はかれていない証しでもあり、疑問に感じる国民も多いと思います」
収納スペースが狭いという事実が、誰の目にも止まらず、工事完了真際にわかるとは、悲痛な現実ですね。
佳子さまの意向を確かめたのが、確かめていないのか、確かめていても思い込みなどにより、気が付かなかったのか・・・さまざなま憶測をしてしまいます。
佳子さまの一人暮らしの理由はご両親との意見のすれ違い？
その他、ネット上では別の理由もあるのではないか、という憶測も流れています。
以前からささやかれている噂では、秋篠宮家には家族、特に娘とご夫妻の間の何とも言えない距離感があるというのです。
特に、眞子さまのご結婚に関わる一連の出来事により、家族の間に溝ができてしまったのでは？
と考える人も少なくないようです。
佳子さまにとっては、たった一人のお姉さまであり、姉妹の仲もとてもよかったことで知られています。
眞子さまと小室さんのご結婚について
「私は、結婚においては当人の気持ちが重要であると考えています。
ですので、姉の一個人としての希望がかなう形になってほしいと思っています」
と文書で回答をし、最後まで味方をしたのも佳子さまでした。
お姉さまを想う佳子さまと、公的な立場も相まって否定的な姿勢をとっていた秋篠宮ご夫妻とで、意見がすれ違ってしまったのではと噂されています。
佳子さまが一人暮らしを始めれれたのは結婚を控えているから？
佳子さまは2023年の12月に29歳を迎えます。
世間一般でも結婚適齢期と考える人は多いご年齢ですよね。
そのため、実はご結婚に向けての準備なのでは？といった声がささやかれています。
これまでも、数々の男性との恋愛が噂されてきた佳子さま。
今現在、交際をしている方はわかりませんが、もし一般の方であれば眞子さま同様に皇室を離れていくことになります。
そうなれば、身の回りのことを少しでも自分でできるようになった方が、後々の苦労も少ないかもしれません。
佳子さまの一人暮らしを始めれれたのは独立願望が強かったから？
世間一般でも28歳ともなれば、親元を離れて自立したいと思うのは自然なことだと思います。
特に佳子さまは独立心が強く、皇族の風習に縛られず自分らしく振舞いたいという気持ちをもっていました。
2021年5月には、全日本ろうあ連盟の非常勤嘱託職員として就職したこともニュースになりました。
これまでも、手話に関する公務に多数出席してきた佳子さまは、ろうあ連盟の仕事に興味を持っていたようです。
手話でのスピーチする姿を、テレビで見かけた方も多いのではないでしょうか。
最近でも、佳子さまは公務の祭にお言葉を述べる場合には、ジェンダー平等や、多様性に関する考えを発信することが多いように感じます。
2022年10月に参加された「ガールズメッセ2022」でも
「ジェンダー平等が達成され、誰もがより幅広い人生の選択肢を持てるようになることを、自らの可能性を最大限に生かす道を選べるようになることを、そしてそれが当たり前の社会になることを切に願います」
といったメッセージを寄せられていました。
眞子さまの結婚により、その気持ちが高まった可能性は否定できませんが、それは家族との仲がいい、悪いというレベルではないようにも感じます。
公務を通じて、多くの考え方に触れることにより、自分なりの生き方を意識するようになったのかもしれません。
佳子さまは宮廷でご家族と一緒に4人でお食事をされている
一人暮らしとなれば、食事は自分で準備するのが一般人の考え方かと思うのですが、皇室ではそういうわけにはいきません。
鉄筋コンクリート3階建ての「御仮寓所」から出てこられた佳子さまは、数十メートルほど離れたところにある秋篠宮邸に向かわれる。
宮邸の食堂でお食事を召し上がるためだが、御仮寓所も宮邸も職員の出入りが多いため、部屋着のままというわけにはいかない。そのため佳子さまはお食事ごとにきちんとメークをし、着替えてから移動されているのだ。
女性自身
御仮寓所と宮廷の距離は数十メートル。
50メートルもない、目と鼻の先の距離で歩いても1分未満で行き来出来る距離にあります。
とっても近いこともあり、食事をするために、宮廷へ向かわれているのです。
とはいえ、毎日3回も行き来するのは、普通に考えて面倒に感じてしまいます。
ホームウエアで行き来できるわけでもなく、職員の方と遭遇することも想定して、お化粧やお洋服など身なりを整えて3回も行き来するとは、結構な手間ですよね。
かといって、御仮寓所で料理長を呼んできて別に作っていただくという人件費も大変ですし、食事のお片付けなども、御仮寓所で別にしないといけいないとなると、それもまた浪費に繋がります。
宮廷でご家族と一緒に食事をされるのが、経費や手間を考えた場合、もっともスムーズな方法なのでしょう。
「佳子さまはご公務のために朝早く出発されることも多いのです。時間に余裕がないなかで、身なりを整えられての御仮寓所と宮邸の往復が、負担に感じられることもあるそうです」（秋篠宮家の事情に詳しい宮内庁関係者）
女性自身
佳子さまの移動する負担を考慮して、佳子さまの食事だけ、デリバリーする？？？という方法もあるのかもしれませんね。
しかしながら、宮中でデリバリーという発想はありません。
むしろ、職員の目に触れない佳子さま移動ルートを確保するための改築工事の計画が持ち上がっています。
費用が既にかさんでいることもあり、本当に改築工事が行われるかは、不明なところではあります。
佳子さまの一人暮らしはいつから？宮内庁の発表が遅かったのはなぜ？
宮内庁の公式発表があったのは2023年6月30日のことです。
この発表が少し遅いと感じる人も多いようですね。
なぜなら、秋篠宮邸の改修工事が終わったのは2022年の9月。
その後、秋篠宮ご一家は遅くとも年度内（2023年3月末まで）には、引っ越しが完了していたようです。
そうなると、佳子さまは発表の段階で少なくとも3か月は一人暮らしをしていることになります。
このタイムラグはなぜだったのでしょうか？
同じく宮内庁の担当者はこのように説明しています
「私的な事柄でセキュリティーにも関わる事柄なので説明は控えていたが、当初の計画から大きく変更をした内容なので、熟慮を重ねた結果、やはり説明をする必要があると考え、必要な作業などを経て発表に至った」
朝日新聞デジタル（23年6月30日配信）
なかなか抽象的な文章で、納得できるようなそうでないような、という印象です。
皇族の方といえど「私的な事」があるのは理解しますが、どこにお住まいかなどは周知の事実。
今回の改修には少なくない税金が投入されているので、国民としてはできるだけ正しく、透明性を持った使い方がされていると安心ですよね。
セキュリティ面でいうと、秋篠宮家の方々の安全を考えるのは当然のことです。
特に佳子さまは、メディアに初めてお姿を見せた時から「美人すぎる皇族」として常に注目を集めてきました。
一人暮らしをするとなれば、もちろん警備が必要になりますが、旧御仮寓所と新秋篠宮邸は同じ敷地内です。
警備計画や人員の確保などにどれほど手間がかかるのかは、私たちには計り知れないところですが、これらの違和感が、様々な憶測を呼ぶことになってしまったのかもしれません。
佳子さまのに一人暮らしの生活費はいくら？税金？
具体的に一人暮らしにかかる生活費はわかっていません。
ただ、皇室にかかわるお金は、原則税金で賄われていますので、佳子さまの生活費もその中から出ているものと思います。
佳子さまが暮らしている旧御仮寓所は、鉄筋コンクリート造り3階建て。
延べ床面積約1378平方メートルの中に、応接間や執務室、居間や書斎などの私室、職員用の事務室、厨房などを備えています。
もちろんこのすべてを一人で使用しているわけではなく、佳子さまは基本的に寝泊まりなどに私室を使っているようです。
一部では、
『専属のシェフがいる』
とも、
『食事は邸内で一緒に取る』
とも言われていて、私たちが実情を伺うことは難しいようですね。
佳子さまのに一人暮らしが税金の無駄遣いってホント？ 佳子さまの一人暮らしに対するSNSの声
一連のニュースを受けて、SNSでは様々な反応があります。
ここ最近は、増税や値上げなどで国民の生活もひっ迫しているだけに、かなりシビアな意見もありましたね。
情報が遅かったり、曖昧だったりすることも、批判に拍車をかけているようです。
また、佳子さま個人ではなく天皇制そのものに疑問を投げかけるべきだという声もあります。
一方では、肯定的または擁護するコメントも好きなくありません。
いろいろな意見がありますが、一部の報道だけに振り回されずに沢山の情報から自分なりの考えを見つけることが大切ですね。
佳子さまが一人暮らしを始めたのはなぜ？いつから？費用は税金からいくら出てるの？まとめ
いかがでしたか？
令和の時代でも、圧倒的に立場の違う『皇族』の世界では、一人暮らしも簡単ではないようですね。
佳子さまが一人暮らしを始めた本当の理由は、本人にしかわかりません。
ですが、せっかく自立の一歩を歩み始めたのであれば、少しでも良い結果に結びつくとよいと思います。
最後までご覧いただいてありがとうございました。
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