2023年5月18日、歌舞伎役者で4代目市川猿之助さんの自殺未遂事件がありました。
市川猿之助さん主演の歌舞伎の舞台が明治座であり、5月20日から、19歳の5代目市川團子さんが市川猿之助さんの代役を立派に務めたことで話題になっています。
そんな市川團子さんの父は香川照之さんで、香川照之さんのいとこは市川猿之助さん、というとても豪華な家系ですね。
今回は、小学校から大学までずっと青山学院に通われている、市川團子さんの成績と、歌舞伎の舞台での活躍ぶりを調査しました。
ぜひ最後までご覧ください。
この記事でわかること
・市川團子さんの小学校から大学までの学歴と成績
・市川團子さんの学生時代の歌舞伎での活躍ぶり
・市川團子さんの歌舞伎を始めることになったきっかけ
・市川團子さんの歌舞伎舞台の出演作品
・市川團子さんのプロフィール
市川團子の小学校は青山学院初等部!

写真は、入学式に向かう様子を週刊誌に撮影されたものです。

2023年現在19歳の市川團子さんは、2010年4月に青山学院初等部に入学されました。
市川團子さんは、幼稚園ころから青山学院幼稚園に通っていたようなので、そのまま青山学院初等部に入学されています。
青山学院初等部は、小学校受験御三家の中の1校とされていて、芸能人の子供も多く通われています。
そして、歌舞伎役者の市川海老蔵さんの長女と長男も青山学院初等部に通われています。
青山学院初等部の受験の倍率を見てみると、2022年は男子は7.0倍、女子は7.3倍と、非常に狭き門であることがわかります。
そんな青山学院初等部に入学できるなんて、やはり市川團子さんは幼いころから素晴らしい才能の持ち主だったのでしょう。
市川團子の中学校は青山学院中等部!



市川團子さんは、青山学院初等部から内部進学でそのまま、青山学院中等部に進学しています。



調べてみると、青山学院中等部卒業生の98%が内部進学だそうですね。
部活動は美術部に入り、漫画やアニメの絵をよく描いていたそうです。
青山学院中等部の偏差値は男子で54で、偏差値54となると上位35%の辺りに位置します。
しっかりと勉強をしていないと入れないレベルです。


2018年の14歳ごろの市川團子さんは、もう既に父である香川照之さんの身長を越していたそうで、その様子も香川照之さんのツイッターに投稿されていました。
写真からもとても仲のいい親子であることが伝わってきますね。
市川團子の高校は青山学院高等部!


市川團子さんは、高校は青山学院高等部に進学されました。
青山学院高等部は、原則として青山学院大学にそのまま進学できる仕組みになっています。



そのため、偏差値は72と、とても高くなっているのです。
偏差値72とは
偏差値72といえば、上位1.39%に位置していて、超難関校ですね。
市川團子さんは、高校時代は部活動には所属しておらず、授業が終わるとすぐに歌舞伎の仕事をしていたそうです。
公演の時期が終わるとまとめて課題を終わらせていたと語っており、高校生ながらに忙しい日々を送っていたみたいですね。
歌舞伎の仕事をしながら、偏差値の高い高校の勉強についていけていたのは本当にすごいことですね。
尊敬してしまいます。
市川團子の大学は青山学院大学文学部比較芸術学科!
市川團子さんは青山学院高等部から内部進学でそのまま青山学院大学文学部比較芸術学科に進学しています。


比較芸術学科は偏差値60で、美術、音楽、演劇などが学べます。
市川團子さんは、父である香川照之さんが出演している映画を見て、役者よりも演出に興味を持ったそうです。
そのため青山学院大学文学部では、演劇映像を学ぶために進学を決められました。
過去のインタビューでは大学で学んでいることについて答えています。
芸術を学ぶ学科で、東洋のことだけでなく西洋の音楽や美術、演劇なども学んでいて、どれも面白いのですが、いろんなことを学んでいる中で僕はやはり歌舞伎が一番好きだと再確認しました。
引用:livedoorニュース
市川團子さんが相当歌舞伎を愛していらっしゃることがわかります。
市川團子さんは、2023年現在もまだ大学に通われていて、現在大学2年生です。
市川團子の青山学院での成績は?


残念ながら、市川團子さんの青山学院での成績などは見つけられませんでした。
ですが、2023年5月のインタビューでは大学生活について目標を語っていました。
大学を卒業できるよう、学業との両立をしっかりしたいです。そして、本当にお恥ずかしいのですが、僕は規則正しい生活ができていないので、規則正しい生活をできるように頑張ります。
引用:フジテレビュー‼
青山学院は基本的に偏差値が高いので、入学すること自体が簡単ではありません。
そんな学校に小学校から在籍しているのですから、歌舞伎にも学業にも真面目に取り組んできたのでしょう。
歌舞伎のお仕事と学業の両立はとても大変だとは思いますが、これからも応援していきたいですね。
市川團子の舞台での活躍は?小学校編
市川團子さんが歌舞伎の舞台でデビューしたのは、市川團子さんが8歳の時です。
2012年に「スーパー歌舞伎 ヤマトタケル」が初舞台でした。


この時はまだ小学2年生ですから、まだまだかわいらしい感じですね。
市川團子さんは、小学1年生のころから日本舞踊をしていたそうで、その前からも父の香川照之さんと共に、歌舞伎を見ていたようです。
市川團子さんの小学校時代に出演した舞台は以下の通りです。
引用:Wikipedia
市川團子さんのデビュー作となる、2012年公演の「スーパー歌舞伎 ヤマトタケル」では、ワカタケルを熱演しています。


市川團子さんは、デビューすることになった当時は、父の香川照之さんに誘われて始めたそうですが、自分が歌舞伎役者になるイメージはついていなかったそうです。
「父(香川照之、九代目市川中車)から、歌舞伎やる? と聞かれたんです。祖父(二代目市川猿翁)が歌舞伎役者であることは知っていたし、舞台も観ていました。ただ、自分が歌舞伎役者になるというイメージはなかった。でも、父からそう言われた瞬間、あのカッコいい舞台に立てるのかと思って、〝はい〟と答えていました」
引用:Yahoo!ニュース
市川團子の舞台での活躍は?中学校編
市川團子さんは、デビューしてからもしっかりと稽古に取り組み、中学生になってからも活躍されていました。
本来であれば、声変わりもある時期なので中学生あたりで歌舞伎をいったんお休みする方が多い中、市川團子さんは休むことなくか活動されていたそうです。


市川團子さんの中学校時代に出演した舞台は以下の通りです。
引用:Wikipedia
2016年から2019年では東海道中膝栗毛で伍代政之助を演じていて、共演していた市川染五郎さんと仲のいい様子も市川團子さんのインスタグラムで更新されていました。


市川染五郎さんも、市川團子さんと同じ青山学院に通われていて、市川團子さんの1つ下の歳になりますが、二人でふざけあったりするほどとても仲がいいようです。
市川團子の舞台での活躍は?高校編


高校時代の市川團子さんです。
歌舞伎の世界にしっかり溶け込んでいて立派な歌舞伎役者として活躍していました。
市川團子さんが高校時代に出演した舞台は以下の通りです。
引用:Wikipedia
- 平成31年(2019年) 歌舞伎座「八月納涼歌舞伎」の『東海道中膝栗毛』-雲助團市実は五代政之助
- 令和2年(2020年) 歌舞伎座「壽 初春大歌舞伎」の『連獅子』-狂言師左近後に子獅子の精
- 令和2年(2020年) 歌舞伎座「吉例顔見世大歌舞伎」の『義経千本桜 川連法眼館』-駿河次郎
- 令和2年(2020年)歌舞伎座「十二月大歌舞伎」の『傾城反魂香』-狩野雅楽之助
- 令和3年(2021年)東京建物 Brillia HALL 市川弘太郎 歌舞伎自主公演「不易流行 遅ればせながら、市川弘太郎の会」の『義経千本桜 川連法眼館』-源義経
- 令和3年(2021年) 歌舞伎座「八月花形歌舞伎」の『三社祭』-善玉
- 令和4年(2022年) 歌舞伎座「三月大歌舞伎」の『新・三国志 関羽編』-関平


市川團子さんは、16歳の時に演じた、「壽 初春大歌舞伎」の「連獅子」がターニングポイントになったと語っていました。
「それまでも真剣にやっていたつもりですが、まだ子どもで、楽しいという気持ちだけで演じていました。『連獅子』で歌舞伎の奥深さに触れ、稽古への取り組みや舞台に立つ心構えなどが根本から変わりました」
引用:Yahoo!ニュース
「連獅子」は市川團子さんが尊敬しているという、市川團子さんの祖父の市川猿翁さんも過去に演じており、映像をみて稽古が始まる前に予習をしていたそうです。
市川團子さんにとって、「連獅子」はとても思い出深い作品になったのですね。
市川團子の舞台での活躍は?大学編
市川團子さんは2023年6月現在も大学に通われていて、大学に通いながらも歌舞伎にも真剣に取り組んでいらっしゃいます。


市川猿之助さんが出演できなくなってしまった、2023年5月20日~「市川猿之助 奮闘歌舞伎公演」の昼の部「不死鳥よ波濤を越えて」の主人公 平知盛 役に市川團子さんが代役として出演されました。
代役として出演すると決まってから公演までの準備期間はわずか1日だったにも関わらず、完璧に代役を務めあげたとして、とても話題になっています。
市川團子さんの大学時代に出演した舞台は以下の通りです。
令和4年(2022年) 歌舞伎座「八月納涼歌舞伎」の『東海道中膝栗毛 弥次喜多流離譚(やじきたリターンズ)』-五代政之助/娘お夏
引用:Wikipedia
この作品に加えて、先ほど紹介した、「市川猿之助 奮闘歌舞伎公演」の昼の部「不死鳥よ波濤を越えて」も、出演しています。
市川團子のプロフィール


市川團子さんのプロフィールは以下の通りです。
・本名:香政 政明(かがわ まさあき)
・生年月日:2004年1月16日(2023年6月現在19歳)
・出身地:東京都(福岡県生まれ)
・血液型:AB型
・祖父:二代目 市川猿翁
・父:香川照之(九代目 市川中車)
市川團子さんは、一番の憧れの人物を祖父の二代目市川猿翁さんだと話しています。
「いちばんの憧れが祖父だというのは幸せな環境だと思います。でも、現時点ではなにもできていないので、修業に励みます」
引用:Yahoo!ニュース
市川團子は小学校から大学までずっと青山学院で成績は?歌舞伎の舞台での活躍ぶりに注目!まとめ
さて、今回は今話題の市川團子さんについて調べてみました。
市川團子さんのことについて分かったことをまとめます。
・市川團子さんは小学校から大学まで内部進学で青山学院に通っている
・学校に通いながら学業と歌舞伎のお仕事をうまく両立している
・市川團子さんは小学2年生、8歳のころから歌舞伎役者として活躍している
・市川團子さんのデビュー作は「スーパー歌舞伎 ヤマトタケル」
・市川團子さんが歌舞伎を始めるきっかけになったのは、父の香川照之さんの誘いがあったから
・市川團子さんの一番あこがれている人物は、祖父の二代目市川猿翁さん
以上のことがわかりました。
これからの市川團子さんの活躍も見逃せないですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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